[] 「ミキサー」「オーディオインターフェース」なにそれおいしいの?

こんにちは!

突然ですが!みなさん、こちらご存知でしょうか?

こちらは2022年4月に発売された「YAMAHA AG03MK2」という、< ミキサー型のオーディオインターフェイス >で、多くのストリーマーが使用している人気機種です。

有名ストリーマーの画面の傍らに映っているのを、見たことある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、なぜこの機種が人気なのかわかりますか?

それはこのあとご紹介する< ミキサー >< オーディオインターフェース >それぞれの役割について理解することで、明らかになるでしょう。

今回はみなさんにも馴染みのある、< 配信 >に焦点を当てながらご説明していきたいと思います!

スタート!!!真実はいつもひt…!!!

ミキサー とは

ミキサーは、入力された複数の音声をまとめ、バランスを調整するためのオーディオ機器です。

配信だけでなく、音楽ライブ、テレビやラジオなど、音声に関わる様々な現場で使われています。

※(写真)配信やライブテレビやラジオのフリー素材

ミキサーとは、正しくは「オーディオミキサー」や「ミキシングコンソール」と言い、
音を混ぜ合わせるという意味で< ミキサー >という呼ばれ方をしている。

ミキサーで出来ること

①パソコンに直接接続すことができない、XLR端子のマイクの入力

②複数の音声入力

ミキサーには、< チャンネル >というものがあり、そこに音声を入力します。
(機材によってチャンネルの数は異なります。)

配信で言うと< マイク >< BGM >< 効果音 >などを、それぞれのチャンネルに入力する。
という感じで使ったりすることもありますね。

③音量 / イコライザー / エフェクト / パン など音の調整

音量調整:< レベル > や < ゲイン >という、つまみを操作することで音量を個別に調整したり、全体的な音量を調整できます。

イコライザー:Low(低域)/ High(高域)それぞれの音域を強調したり、抑えることができます。
機材によって Mid(中域)の音域を調整できるものもあります。

エフェクト:入力した音声に特殊な効果を付けることができます。
(例)エコー / ラジオボイス / ホール(機種によって様々なものがあります。)

パン:左右のどの位置から聴こえてくるかという、音の定位を調整することができます。
イヤホンやヘッドホンで聴くとわかりやすく、右耳から大きく聞こえたり、左耳からしか聞こえない、といったように調整できたりします。

問題点

では、ミキサーで調整した音声をパソコンに入力して、配信などで使えるようにしたいですよね。

しかし、ミキサーからパソコンへは直接音声を入力することはできません

なぜ?
→ そもそも、マイクなどの< アナログ音源 >をパソコンへ取り込むためには< デジタル音源 >に変換する必要があります。

ミキサーはあくまでも、複数の音源をひとつの音源としてまとめるためのものです。
そのため、入出力はアナログのみとなり、デジタル音源を出力する機能はないので、ミキサーだけではパソコンに音声を入力することはできません。

この問題を解決するのが、続いて紹介する< オーディオインターフェース >です!!!

オーディオインターフェースとは

※(写真)色々なミキサーの画像

オーディオインターフェースは、マイクや楽器の音声をパソコンで使えるように変換する機器です。
また、パソコンからスピーカやヘッドフォンに出力させることもできます。

  • インターフェイス = 異なる機器や装置を仲介(接続)するもの

オーディオインターフェースの主な役割

  • アナログ信号を < ADC(Analog Digital Conversion)>を通してデジタル信号に変換し、
    パソコンへ入力する。(例:マイクからパソコンへ)
  • デジタル信号を < DAC(Digital Analog Conversion)>を通してアナログ信号に変換し、
    スピーカやヘッドフォンに出力する。(例:パソコンからヘッドフォンへ)

機能や入力できる数によって価格も変わりますが、< ADC > / < DAC >による変換の精度(質)によっても、オーディオインターフェースの価格は大きく変わります。

精度があまり良くないと、ノイズ等が乗りやすくなったりしますが、
精度が良いと、よりクリアで聞き取りやすい音へと変換することができます。

高音質のマイクを使ったとしても、オーディオインターフェースが安物だと本来の力を発揮できず意味がない!ということは覚えておきましょう!

USBマイクは、アナログ信号をデジタルデータに変換する内蔵のオーディオインターフェースが搭載されているため、USBケーブル一本でパソコンに直接音声を取り込むことができる。

💡 アナログ信号 / デジタル信号 とは

アナログ信号 = 「連続的」と表現することができます。

(例)アナログ時計
1秒経過する間も秒針が動き続けており、情報を常に連続的に現わしています。
「0秒」から「1秒」に経過する間も「0.1231…秒」と際限がありません。

● デジタル信号 = 「段階的」と表現することができます。

(例)デジタル時計
「14時00分00秒」から1秒経過すると「14時00分01秒」と表示されるように、
1秒ごとに区切りながら段階を踏んで情報を現わしています。

(信号の図)

デジタルの場合は「0」「1」のように情報を段階的な数字で表すことができますが、アナログの場合は連続するあいまいな量なので、パソコンで扱う場合は一旦「デジタル情報に変換」する必要があります。

ミキサーとオーディオインターフェイスの違い

※違いの表

2つの最大の違いというと、” パソコンへの入力が出来るか出来ないか “ です。

そのため、ミキサーだけ持っていても、パソコンへは音声を入力できないので、必ずオーディオインターフェイスが必要になります。

ミキサー型オーディオインターフェイスとは

ミキサーとオーディオインターフェイス、それぞれの役割がわかったところで、
感の良い方なら、ここで一つの疑問が浮かぶと思います。


💬「ミキサーから直接パソコンに送れるようになれば良いんじゃね?」

そうなんです、、、そういう考えで生まれたのが、、、、
冒頭で少し紹介した「YAMAHA AG03 MK2」のような< ミキサー型オーディオインターフェイス >です!

※写真 ミキサー型オーディオインターフェイス

ミキサー型オーディオインターフェイスなら、
ミキサーで集めた音のバランスを調整して、尚且つ、パソコンへ直接入力することが出来るので、
別途オーディオインターフェイスを用意する必要がありません。

なぜこの機種がなぜ人気なのか?(冒頭の答え)

  • < ミキサー >と< オーディオインターフェイス >の両方を個別で購入する必要がない
    (経済的負担が軽い)
  • コンパクトでスペースを取らない
  • 余計な接続も減り、取り扱いが簡単

おすすめミキサー型オーディオインターフェイス

YAMAHA AG03 MK2

Roland BRIDGE CAST

YAMAHA ZG01

まとめ

ミキサーやオーディオインターフェイスのような、音関係って難しくて疎かになりがちだと思いますが、” 音 ” は思ってる以上に重要なものです。

「この配信者おもしろいけどマイクのノイズ酷い」とか、
「綺麗な声してるのに電話越しみたいな音で聞こえる」など、

聞いていてストレスを感じてしまえば、ブラウザバックの可能性も高くなり、継続しての視聴をしてもらえないということにもなります(泣)

おもしろい企画や、継続して配信を続ける、ということも大事ですが、
機材について理解し活用することで、より良いコンテンツを作り上げることができます!

ということで、今回は< ミキサー >と< オーディオインターフェース >のそれぞれの役割、
そして配信に特に便利な< ミキサー型オーディオインターフェース >について解説させていただきました!

操作時にはそこまで気にならなかったけど、個人的に乾燥肌なので最初触ったときは「けっこう滑るな~」と感じました(汗)

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