今回は1月と2月にレンタル追加したマウスの中で特におすすめのものを紹介していきます。
1月&2月にレンタル追加したマウス
- 『ELECOM GAMING V custom VM610』
- 『Pulsar Xlite V3 Mini』
- 『Pulsar Xlite V3 Large』
- 『LAMZU MAYA』
- 『WLmouse BEAST X』
- 『Waizowl OGM Cloud』
- 『Sprime PM1』
上記の7種類となっています。
今回はその中でもスタッフのおすすめを3つ紹介します。
ELECOM GAMING V custom VM610
スペック
幅 | 61 mm | 接続 | USB2.4GHz 無線 / 有線 |
奥行き | 121 mm | 形状 | シンメトリー |
高さ | 37 mm | ポーリングレート | 最大 1,000 Hz |
重量 | 約 54 g | スイッチ | OMRON社製スイッチ / 光学式スイッチ |
特徴
『ELECOM GAMING』から発売された最新のゲーミングマウス。
つまみ持ち特化した形状となっており、今までにない形状となっています。
重量も54gとかなり軽量です。
駆体樹脂の内部は空洞化しているものの、ガスアシスト成形技術を用いているので、
強度も維持されています。
■形状について
全体的に細めな左右対称という見た目だが、実はかなり珍しい形状のマウス。
特にサイド部分が特徴的で、前方から中央にかけては逆ハの字の形になっているが、中央から後方にかけては急激にハの字になるため、捻じれているような設計になっています。
後方の高さもなく、手のひらにくっつけて支えるような持ち方は難しいため、メーカが謳っている通り、つまみ持ちに特化した形状であると感じました。
■クリック感
メインスイッチはやや固めでカチカチとした音がします。
サイドボタンは細長い作りになっており非常に押しやすく、かなりパキパキとしたクリック感です。
■どんな方におすすめか
万人向けではなく、ハマる人にはかなりハマる、つまみ持ちをメインとする方におすすめなマウスです。
普段、つかみ持ち / かぶせ持ちの方でも、使っていると形状的につまみ持ちを意識せざるを得なくなるため、つまみ持ちに挑戦したいという方や、つまみ持ちの感覚を知りたいという方は一度試してみるとおもしろいのではないかと思います。
WLmouse BEAST X
スペック
幅 | 62 mm | 接続 | USB2.4GHz 無線 / 有線 |
奥行き | 122 mm | 形状 | シンメトリー |
高さ | 37 mm | ポーリングレート | 最大 4,000 Hz |
重量 | 約 39-42 g |
特徴
ボトムシェルはマグネシウム合金、重量は約39-42gと超軽量、さらにポーリングレートは最大4,000Hzと高スペックマウスにもかかわらず、価格は約20,000円と高コスパのマウスとなっています。
カラーバリエーションも豊富で、7種類から選ぶことが可能です。
■形状について
「Finalmouse Starlight-12 Medium」のクローン形状です。
本体を前方から見たとき、サイドの先端は逆ハの字に凹んでおり、中央にかけて絶壁になるため、特に深めのつかみ持ちをしたときに薬指が良い感じに引っ掛かって持ち上げ動作がやりやすいです。
シェルは大きめの穴が開いているため、掴んだ時の手のひらに当たる感覚や、サイドに置く指先の感覚に違和感を覚える可能性がありました。
また、浅めに持った時は、クリックする指が穴の部分に配置される場合があるため、押しにくいと感じることもあります。
■クリック感
マグネシウム合金製らしい歯切れの良い感覚と音が鳴り、押し心地も軽めとなっています。
プリトラベルも短いため、押したときすぐに反応します。
また、浅い位置、深い位置で押しても、押下圧やクリック感の違いが少ないです。
さらに、クリック部分はU字型に凹んでいるため指先の位置を決めやすいです。
ホイールはゴムリングではないため、少し滑りやすいと感じるかもしれないです。
■どんな方におすすめか
主に、つかみ持ちやつまみ持ちをする方に向いているマウスです。
大きめの穴が開いているため、好き嫌いは分かれますが、グリップテープを張ることである程度カバーすることもできます。
同梱のグリップテープや豊富なソールも入っているため、軽量で質のいいマウスを求める方の選択肢には十分入ると思います。
Sprime PM1
スペック
幅 | 60 mm | 接続 | USB2.4GHz 無線 / 有線 |
奥行き | 120 mm | 形状 | エルゴノミクス形状 |
高さ | 40 mm | ポーリングレート | 最大8000Hz(別途ドングル必要) 1000 Hz(通常) |
重量 | 約44±2 g | スイッチ | Omron Optical / 光学式スイッチ |
特徴
最強マウスと評されるエルゴ形状のマウスです。
重量は約44±2gと超軽量で、価格も15,000円と最近のマウスとしては比較的リーズナブルに購入ができるコスパが良いマウスです。
■形状について
「Logicool G703」からインスパイアを受けた形状となっており、多くのエルゴマウスは、右側側面の後方部がだんだん広くなっていくような作りをしているが、G703やPM1は逆に狭くなっていくため、持ち方を制限されにくく様々な持ち方に対応しやすくなっています。
G703と全く同じ形状ということではなく、少し高さが低くなっていたり、全長が僅かに短くなっており、G703クローンというよりは、G703に改良を加えたというニュアンスの形状となっています。
■クリック感
Omron製の光学スイッチを搭載しているため、メカニカルスイッチで多くみられるカチカチという押し心地というよりは、少しコトコトというクリック感。
跳ね返りもしっかりしているため、連打もやりやすいと感じました。
■どんな方におすすめか
かぶせ持ち / つかみ持ち をする方に向いているマウスです。
軽量のエルゴマウスを求めている方は特に一度試すべきだと思います。
また、G703形状の新しいマウスを待ち望んでいた人には良いいと思います。
ただ、G703に形状は似ているが、高さが低くなっている点や全長が僅かに短くなった点、重量やコーティングの違い、サイドのラバーの有無などの関係上、これまでG703を使用していた人がPM1にすんなり乗り換えることは難しいかもしれないです。
まとめ
人気のあるマウスの形状からインスパイアを受けたり、独自に研究して新たな形状を作り出したりと、どんどん新しいマウスが生まれてきています。
また、以前は「軽量だがビルドクオリティがイマイチ」といったものや、
「ハイスペックだが重量が重い」といったように、どこかしらに欠点があるものが多かったように思うが、ここ最近は< 軽量で頑丈 >という、全体的に質の良いマウスが多くなってきたように思います。
なにを自分のメインマウスにするかの選択肢が非常に増えてきた今、一度試して比較する段階が必要になるため、気になるものは一度レンタルして自分の手で触ると良いと思います。
” 妥協のないデバイス選定を “